冠婚葬祭-しきたりとマナー

ひな人形 パート2

この記事は2016年01月11日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

「ひな人形」といえば、大進で恒例の「ひな人形大展示会」が開催されているんですよね?


ひな人形大展示会の写真はい。南区の県立広島産業会館の東館で、毎年恒例の「ひな人形・五月人形 大展示会」を
1月17日まで開催中です。500坪の会場に500点以上の ひな人形 を展示しています。ご来場の皆様は、会場に入るだけで感動されています。
必ずお気に入りのひな人形が見つかるはずですよ。
大進のひな人形はこちらから



「ひな人形」といえば菱餅ありますが、三色なのは何か意味が有るのですか? 


菱餅は白・緑・赤の三色ですが、「白が雪解け」「緑は芽が生え」「赤は花が咲く」という意味があります。
また「白は清浄」「緑は邪気をはらう薬草」「赤は魔よけ」という意味も有ります。
雛あられの色もこれと同じです。



雛人形、お殿様とお姫様の並べ方、どちらが右で、どちらが左って決まりはあるんでしょうか?


日本は昔から「自分の左にくる人のほうが位が上」という「左上位」でしたので、以前はお姫様の左にお殿様がくるように飾っていました。
しかし、西洋式や国際礼儀では、「自分の右にくる人が位が上」という考えですので、日本でも 昭和天皇のご成婚や天皇即位の時に、これを取り入れ、雛人形の並べ方も西洋式に、お殿様が向かって左、お姫様が右となりました。
ただ、京都で作られる雛人形「京雛」だけは、今でも伝統的な「右上位」の飾り方をしています。
という事で、どちらでも正しいんです。



雛人形って、いろいろ種類がありますよね?ケース飾りに7段飾り・・・
最近はどのようなものが人気なんですか?


そうですね。雛人形の種類は大きく分けると、3段飾り、5段飾り、7段飾りといった縁起の良い奇数の段からなる「段飾り」と、一段でお殿様とお姫様だけが並ぶ「親王飾り」があります。
そして、ガラスケースに入った「ケース飾り」や、飾り棚がそのまま収納ボックスになる「収納飾り」、「木目込み人形」など本当にいろいろな種類があります。
最近は「飾る場所がない」や「片付けた時にコンパクトな方が良い」という理由から、「収納飾り」が大人気です。ただ、飾る場所が有るのなら7段飾りをお勧めします。お子さまが喜ばれますよ。


雛人形が500点も展示してあるんですか…たくさんありすぎて迷う方も多いでしょうね。
雛人形を選ぶポイントを教えてください。


はい。まず家の中で飾る場所を決めておくと良いですね。雛人形を飾る場所は、棚の上や、テーブルの上という方もいれば、リビングや床の間という方もいらっしゃると思います。
その場所の広さを測ってくることをおすすめします。特に間口(前幅)と奥行きを測っておくと、雛人形を決めるのはとてもスムーズです。
選ぶポイントは「人形のお顔」と「全体の雰囲気」です。
「たくさんありすぎて決められない」とよく言われますが、そんな中でも気になるひな人形の前では足を止める時間が長くなって、そして何回も見に行かれるんですよね。
絶対お気に入りのひな人形が見つかりますので、是非「ひな人形大展示会」にお越し下さい。

この記事は2016年01月11日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。