大進の五月人形
大進では毎年多数の五月人形を取り扱っております。
鎧飾り、兜飾り、収納飾り、ケース飾り、鯉のぼりなど、お客様のライフスタイルに合った五月人形をお選びください。
大進でお買い上げいただくと、ご購入特典や、アフターフォローもしっかりサポートさせていただきます。
また、人形供養も行っておりますので、お気軽にお近くの店舗へお問合せください。
昨年度から人気の「白粋(五月人形)」「蒼の国(五月人形)」の取扱いを継続いたしました。
広島・山口で現物を見れるのは大進だけ。
「白粋(HAKI)」は白を基調にあえて色を絞ることで、より布の質感や、装飾の陰影が印象的な仕上がりが特徴です。
「蒼の国」は藍の中でも身近なカジュアル素材「デニム」を節句に取り入れ、日本らしさを演出したシリーズです。
いずれも「京都」で全て職人の手作業で製造されているお人形です。
※大進オンラインでは「白粋」「蒼の国」は取り扱いがございません。
大進各店及び展示会の限定取扱い商品です。
五月人形・鯉のぼり
五月人形と鯉のぼりは、それぞれ別の意味を込めて飾られているため、できれば両方を飾るのが望ましいとされています。
災いから身を守る内飾り
(五月人形)
五月人形の鎧や兜には、男児を病気や災いから守り、無事の成長を願う『お守り』として家の中に飾ります。
立身出世の外飾り
(鯉のぼり・武者織)
鯉は古くから「鯉の滝のぼり」といわれるように、困難な事があっても、鯉のように立ち向って成功をおさめてほしいという『立身出世』の願いを込め戸外に飾ります。
1 まずは五月人形の種類を知ろう
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鎧飾り
鎧飾りはお子様の全身を守る、守り神とされています。
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兜飾り
甲冑の兜を模った飾りです。鍬形(くわがた)の形に伊達政宗や毛利元就など武将の意をこらしています。
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鎧/兜ケース飾り
ガラスやアクリルのケースに五月人形がセットされています。
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収納鎧/兜飾り
飾るときは大きく、納めるときは台下に屏風や弓太刀をはじめとした五月人形をコンパクトに納めることができます。
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着用兜
ケース飾りお子様が成長すると実際に被っていただける五月人形です。着用姿が成長の記念になることから人気です。
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収納着用兜
ケース飾り収納でき、さらに実際に被っていただける五月人形です。着用と収納ができることから人気です。
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鯉のぼり
外飾りとして鯉のぼりを飾ります。鯉のぼりを屋外にかかげられない方にオススメの、室内用のぼりもあります。
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武者絵のぼり
男児が生まれたことを祝い、天の神に子供の無病息災・立身出世を願い立てられる幟です。両家の家紋やお子様の名前を入れられます。
五月人形オプション
五月人形と一緒に飾る名前旗や張り子の虎など、節句をより一層彩ります。
大進オリジナルの名前旗や毛せんもご用意いたします。
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名前旗
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陣羽織
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張り子の虎、飾馬
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五月床毛せん
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ケース人形
2 飾る場所を決める
まずは飾る場所を決めましょう!
五月人形は、家族が集まるリビングや床の間のある和室などに飾る方が多いようです。
陽の当たる場所、暖房器具やエアコンの風が直接当たる場所は、色褪せなど鎧や兜を傷める原因となるので、なるべく避けた方が良いでしょう。
鯉のぼりは庭園用とベランダ用があります。実際に鯉が泳いでる姿をイメージして大きさを選びましょう。
戸外へ飾るのが難しい場合は室内用の鯉のぼりもご用意しています。
3 スペースの計測
飾りたい場所を決めたら、スペースの計測をします。
飾り方にもよりますが、五月人形と一緒に飾る名前旗や張り子の虎などを置く事も考慮して、毛せんを広げた上に実際に飾った時をイメージして測ると良いでしょう。
間口や奥行きの他、チェストの上などに置く場合は、高さも測っておきましょう。
4 お店で見る
以上の事が決まったら、実際に五月人形を見に行きましょう。
通販サイトなどでも購入できますが、やはり写真だけでは質感や色合いなどわかりにくい部分も多く「思っていたのと違った」といった声も。お子様の一生のお守りとなる五月人形は大量生産のできない手工芸品。一期一会のお人形との出会い。種類の多い時期にご検討され、お子様にふさわしい五月人形を納得して購入されることをオススメします。
大切なお子様の一生に一度贈られる宝物「五月人形・鯉のぼり」。
進物の大進は、全店駐車場・授乳室完備。是非ご家族揃ってお越しください。
5月5日は
端午の節句のお祝いを
5月5日は男の子のお祝いの日、端午の節句です。鯉のぼりや五月人形を飾り、家族みんなでお祝いしましょう。
五月人形は「困難にも負けず、強く、たくましくなるように」と願いを込めて飾ります。
また、「菖蒲の節句」とも言います。この日、菖蒲湯に入り、厄除けをします。古来から、菖蒲の強い香りが邪気を祓うとされており、また「勝負」や「尚武」という言葉にかかっています。
お祝いは、ちまきや柏餅、旬の筍を使った料理などを用意するのが一般的です。柏餅は、新芽が出るまで古い葉が落ちない柏の葉から、子孫繫栄の意味があります。赤飯や鯛のかぶと煮なども縁起が良くオススメです。
最近ではケーキでお祝いするご家庭も増えいます。
鯉のぼりやカブトに見立てた飾り付けにするのも、とっても楽しいですね!
華やかなパーティー料理で、お子さんの喜ぶ、見た目にも楽しいお祝いも素敵です。
お子さんの健やかな成長を願って、それぞれのご家庭らしいお祝いをしてはいかがでしょうか?
五月人形の兜を
詳しくみてみよう!
五月人形の兜の各種名称
鍬形 | 鍬形とは、眉庇(まびさし)の上につける金属の飾り物をさす。武将たちは威厳や地位を誇示するため趣向を凝らし、様々なデザインの鍬形が生まれました。 |
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鍬形台 | 鍬形を差し込むための金具。 |
忍緒 | 忍緒(しめお・しのびお)兜が外れないように顎で結ぶ紐。総角(あげまさ/あげまき)結びや無双結びなど、様々な結び方があります。 |
錣 | 後頭部や首周りへの「矢・刀などの攻撃」を防ぐ役割ため兜鉢の後頭部下部から垂らした帯状鉄板のことです。錣の小札の枚数で「3枚兜」「5枚兜」などと呼ばれます。複数の小札は「縅(おどし)」で上下を固定してつなぎます。吹返も錣の一部となります。 |
吹返 | 兜の左右にある「吹返(ふきかえし)」は、刀や矢から顔面を防御する役割があります。錣(しころ)の両端が外側に反り返っている部分が吹返です。 |
眉庇 | 兜前面のひさし部分。ひたいを覆う板。 |
威し | 絹などの糸を組んだ緒を使った威糸。「小札を横方向につなぎ合わせた小札板」を縦方向に結びあわすこと。穴に通す「緒通し」が語源だと言われています。小札(こざね)を繋ぐ紐のことで、兜の後ろ部分の錣は小札を威糸で結びあわせて作られます。 | 小札 | 鎧や兜を構成する「60mm(縦)×30mm(横)前後の板」で穴をあけて横に繋ぎ合わせ板状にしたものが「小札」と呼ばれています。 |
八幡座 | 鉢上部/天辺(てへん)の穴の周囲の装飾を指します。八幡とは「武運の神様である八幡神」で八幡座は「八幡神の宿る場所」と考えられていました。このことから重要視された「八幡座」に施された装飾を改めて見比べるのも鑑賞の一つの楽しみです。 |
星 | 兜鉢の表面に突起している鋲は「星」と呼ばれ、矧板をつなぎとめる為の突起状の鋲です。 |
鉢 | 縦に長い鉄板を鋲(びょう)で張り合わせたものが鉢です。頭頂部には束ねた髪を出すための「天辺(てへん)の穴」が鉢にはあります。 |
後勝鐶 | 「総角(あげまさ/あげまき)丸打紐・角打紐を十字形に結んだ飾り紐」を取り付ける兜の背面の金具 |
五月人形の
見るべきポイント
- 兜の左右にある「吹返(ふきかえし)」は、刀が当たらないように顔を守る部分です
鍬形(くわがた)のメッキの良し悪しで光り方が変わります - 縅(おどし)の素材:正絹か化繊か
縅の色:単色か何色か使ってあるものか
吹返の裏側まで小札が回っているか - 兜のウラ側の素材:本皮使用・白檀塗り
小札(こざね)の材質:プラスチックか真鍮、アルミetcで重さ(どっしり感)も持った時に全然違います - 天辺(てへん)の穴の有無:安価なものは省略されていることもある
また兜のデザインによっては天辺そのものが無いものもあります - 鉢の材質:プラスチックか真鍮、アルミetcで重さ(どっしり感)も持った時に全然違違います
- 袱紗(ふくさ)と忍緒(しのびお)の素材:正絹か化繊か
作家物の袱紗には銘が入ってるものもあります
五月人形 Q&A
五月人形に関するよくあるご質問を紹介いたします。
- 鯉のぼりを飾りたいけど、マンションなのでスペースが心配です。
- ベランダに簡単に設置できるスタンド付きの鯉のぼりがオススメです。室内用の鯉のぼりもご用意しております。
- 五月人形はいつから飾ればいいですか?
- 男児のお祝いである端午の節句は、昔から「先手必勝が縁起良し」とされています。3月20日(春分の日)から4月中旬には飾りましょう。
- 五月飾りは誰が買うものなのでしょうか?
- 五月人形・鯉のぼりは一般的にはお嫁さんの実家から贈られるとされています。しかし、地域により習慣の違いもありますので、両家でよく話し合って決めるのが良いでしょう。
- 次男の五月人形はどうしたらいいでしょうか?
- 本来五月人形は一人一飾りが基本です。しかし飾るスペースや収納場所、費用の面において無理のない範囲で、小さい飾りや子供大将をご用意される方が多いようです。
- お父さんの五月人形を飾ってはいけないのでしょうか?
- 五月人形は、その子の厄を背負ってくれる「お守り」です。 神社のお守りを割って分けることはしないのと同じで、我が子にその子のお守り、厄を背負ってくれる五月人形を用意してあげることが大切です。
- お祝いはどうすればいいですか?
- お祝いは5月5日の端午の節句・子どもの日に行います。鯉のぼりや五月人形を飾り、お祝いの御膳を用意して赤ちゃんの誕生をお祝いします。以前は親戚や知人、近所の人たちがお祝いをしたものですが、最近は両家の祖父母を招いて身内だけでお祝いするのが一般的です。
- 五月人形をしまう時期は?
- 5月5日の節句が終わったら、5月中の天気の良い日にしまいましょう。五月人形は手ぶくろをして、毛ばたきで丁寧に埃を払います。金属部分の汚れは乾いた柔らかい布で優しくふき取ります。人形用の防虫剤を入れ、湿気の少ない場所にしまいましょう。鯉のぼりは、汚れがひどい部分だけやさしく手洗いし、しっかり乾かしましょう。金箔の付いているものなどは、洗うと金箔がはげてしまうので取扱説明書などを確認しましょう。
わからない事・ご不明な点がございましたら、お近くの各店舗にてお気軽にお問い合わせください。