冠婚葬祭-しきたりとマナー

忘年会・新年会

この記事は2021年11月08日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

「忘年会」はいつごろからの風習なのでしょう?


忘・新年会のイメージ写真
忘年会とは、文字通り今年の苦労は忘れて、新年をすがすがしい気持ちで迎えるために行われる宴会です。始まりは諸説ありますが、鎌倉時代に「年忘れ」と呼ばれる会が行われていたものが起源のようです。ただ、鎌倉時代は、今の忘年会の趣旨とは異なっていて、皇族や貴族が和歌や俳句を楽しむ会だったようです。
やがて、江戸時代になり忘年会は「庶民がその年の労をねぎらい、お酒を酌み交わしてお祭り騒ぎをする」という風習に変わりました。忘年会が年末の恒例行事として本格的に広がり始めたのは、明治時代以降だそうで、夏目漱石の「吾輩は猫である」には「忘年会」という言葉が登場します。




なるほど。では「新年会」はどうなんでしょうか?


新年会は、元日に宴会を行う、正月行事の一つ元日の節会(がんじつのせちえ)が由来と言われています。奈良時代の初期頃から行われていた朝廷での重要な儀式のひとつとされていました。
江戸時代になると武士は年末の忘年会を行わず、年始に「新年会」を開いて、新たな気持ちで主君に忠誠を誓っていたそうです。明治時代からは1月5日に新年宴会、戦後は1月1日に新年祝賀の儀となりました。




昨年は、忘年会・新年会が出来ないという方が多く、リモート飲み会などされた方も多かったでしょうね?


そうですね。なかなか大人数で集まって、宴会…というわけにはいきませんでしたよね。
リモート飲み会も多かったと思いますが、実は選べるギフトを参加者に送る幹事さんが多かったです。
忘年会の代わりに、食料品ばかり掲載されているカタログギフトを送ります。カタログが届いた方たちは、お家でゆっくりカタログを見ながら欲しい食べ物を選んで、ハガキを投函します。後日ご自宅に選んだ商品が届いて、家族全員で食べることができるので、手間もなくとても良かったと言われていました。
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自分で食べたいものが選べるのは嬉しいですね。選べるギフトの他にもおすすめはありますか?


幹事さんが選んだ品物を、各個人宅に送るというケースもあります。
下関のフグのお刺身・空揚げのセットや、広島の生かきと鍋用みそのセット、和牛ローストビーフなど、ちょっと贅沢な品を直接自宅に送ります。全員で同じものを食べるということで、後日会話も弾むそうですよ。




それもいいですね。


選べるギフトも、ちょっと贅沢な品を直接自宅に発送も、大進でご準備頂けます。
今年、幹事さんになった方は、迷わず大進にご相談ください。電話・LINE・メール・FAXでもご相談・ご注文いただけます。
余談ですが、忘年会でよく聞く「今日は無礼講でいこう!」の無礼講は、「地位や上下関係を超えて自由に楽しくお酒を飲む宴会」という意味です。
どんな無礼も許されると羽目を外しすぎず、ある程度の理性を持ち行動してください。
早く、忘年会・新年会の出来るご時世になってほしいですね。

この記事は2021年11月08日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。