しきたりに関することわざ
この記事は2016年08月15日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。
「しきたり」からきていることわざはたくさんありそうですね。
古くから語り継がれてきた昔の人の生活の知恵や生きていく上で大切な教えを短い文章で表現したものです。
まずは、出産のことわざで、「案ずるより産むが易し」というものがあります。
皆様良く聞かれると思いますが、女性にとって出産は心配事が多いものですが、実際に産んでみると心配していたほどでもないという意味です。取り越し苦労を慰める言葉です。
出産があるということは、結婚もありそうですね。
はい。結婚のことわざで「仲人はわらじ千足」というものがあります。縁談をまとめるために仲人がする努力は大変なもので、両家の間を行ったり来たりして、それは千足のわらじを履きつぶすほどだったそうです。
仲人の苦労と生きがいがしのばれることわざです。
最近は、結納式、結婚式とも仲人をたてない方がふえていますよね?
結納式では新郎のお父様が、以前は仲人さんがされていた進行役を勤めます。
他にもありますか?
「吉凶は人によりて日によらず」ということわざが有ります。人が成功したり、失敗したりするのは、時や日によるのではなく、その人の日頃の行いによって決まる。例え凶の日であっても、日頃の行いをきちんとしていれば心配ないということです。
いろいろなことわざがありますね。
葬儀のことわざで「親の五十回忌はめでたい」というのもありますよ。五十回忌が執り行えるほど、皆様が長生きをし、その家が存続、繁栄しているからだそうです。
昔は今と違い短命でしたし、簡単に一族が絶えたといいますので。また、法要に呼び合えるほど親族同士、仲が良いというのもめでたいにつながるのでしょうね。
この記事は2016年08月15日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。