冠婚葬祭-しきたりとマナー

顔合わせ

この記事は2017年03月13日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

結婚が決まって、両家で初めて行うイベントですよね。


結婚が決まった二人のイメージはい。「顔合せ」とは、文字どおり両家で顔をあわせるということです。お二人が結婚を約束されて、お互いの両親に承諾してもらった後に、お互いの両親と本人とで会い、ご両家の親睦を深めてお二人の結婚をバックアップする意思を表す良い機会になります。



「顔合せ」に決まりごとや、しきたりはあるのでしょうか?


一言に「顔合せ」と言っても、大きく分けて3パターンありますので、される内容によっては、多少のしきたりがあります。最近は、結婚が決まって「顔合せ」をしようという話になったが、何をすれば良いかわからないという質問が多いですよ。



3パターンですか?


はい。一つ目は「顔合せ」の食事会をした後に、日をあらためて「結納」をするパターンです。
これには大きな二つのメリットがあります。まずは、ご両家で二度合うことが出来るというメリットです。親睦を深める為にも、今後の打ち合わせをするにも、ある程度時間が必要です。一度「顔合せ」をしてお互いを知り、その後結婚に向けての話が出来たので、話し合いがスムーズにできたとよく言われますよ。
そして、もう一つのメリットは、「結納」という儀式をすることで、御両家、お二人が社会的にも婚約をかわしたという大きな意味をもちます。大切な娘さんを
お迎えする意味でもできれば行いたいものです。遠方のかたでも、遠方だからこそ、少し無理をしてでも二度会う機会を作っておきたいと考える方もいらっしゃいます。



なるほど。二つ目はどのようなパターンがあるのでしょうか?。


はい。二つ目は、初めてお会いする機会に「結納」と「食事会」をするパターンです。
このケースも多いようですね。「結納」をされるということは、社会的に大きな意味とケジメとなります。ご両家の都合で、度々会うことが難しい場合に、有効な方法です。
ただし、両家が初めてお会いになるので、喜びと緊張で、大切なお話が出来なかったというケースもあるようです。これだけは、話し合っておこうという項目を事前に決めておかれることをお勧めします。



確かに、初めて会うのはお互い緊張しますものね。三つ目のパターンも教えてください。


はい。三つ目は、とにかく「顔合せ」をする、両家で一度会う事だけが決まっていて、その後の事は「顔合せ」の際や「顔合せ」を済ませてから考えるパターンです。この場合は、「顔合せ」の食事会で終わってしまうかもしれません。もしかしたら結婚式までご両家で会う機会はないかもしれませんので、これからの具体的なお話ができれば良いですね。

この記事は2017年03月13日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。