冠婚葬祭-しきたりとマナー

結婚準備・結納

この記事は2018年01月15日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

「結婚」に際し、まずあるのが「結納」ですよね。結納とは、どういった意味があるのでしょう?


結納:高砂人形もともと結納は、「ゆいのもの」と呼ばれ、2つの家が新しく婚姻関係を結ぶために両家で食べたり飲んだりする、お酒やお肴のことでした。このお酒やお肴が次第に現在のような結納品と結納金に変わりました。いずれにしても、結納は2人の婚約を公にし、男性側の誠意を贈る大切な儀式といえると思います。



結納の起源は?


結納の起源は、1400年前の仁徳天皇の時代にさかのぼります。
日本書紀には仁徳天皇の皇太子が羽田矢代宿禰の娘(はたのやしろのすくねのむすめ)、黒媛(くろひめ)を妃とされた時に「納采」(のうさい)が贈られました。納采とは、婚礼の話がまとまると、男親が女親に贈り物をして挨拶に伺うことですが、これが現在の結納にあたります。結納の作法が整えられたのは室町時代で、当時は公家や武家の間のみで行われていました。
庶民は結婚式を挙げる習慣もなかったので、結納は別世界のものだったようです。結納を庶民が行うようになったのは明治時代になってからだそうです。



結納は最近減ってきているのでしょうか?


いいえ。そんな事はありませんよ。昔のように、仲人を立て、仲人が新郎のおうちから結納の品を預かり、新婦のおうちにお届けする…という昔ながらの結納をする方は、ほとんどいらっしゃいませんが、ご両家だけでのご結納はとても多いですよ。特に最近は若い二人、ご本人同志が結納のことを大進に相談しに来店される傾向があります。



1月に入ると結婚の準備を始められる方が多いそうですね?


はい。新年の1月は年末年始でご両親にお会いになり、お許しをいただいたお二人が結婚準備をはじめられる絶好の機会のようですね。大進ブライダルサロンでも、そういったご相談が多くございます。



その結婚準備ですが、「何から始めればいいの?」と迷う方もいらっしゃいますよね。


そうですね。そこで、大進ブライダルサロンでは、1/20(土)、1/21(日)中区鉄砲町の大進本店2階で、「結婚準備 はじめて相談会」を開催いたします。
いつもの式場紹介・見学方法についてのご相談に加え、結婚報告から顔合せ、結納についてのご質問にしっかりアドバイスさせていただきます。
「顔合せ」といえば、ご両家がそろって「軽くお食事をする場」と勘違いをされる方が多いのですが、実は当日、それ以降の「結婚準備」をスムーズに運ぶためのちょっとした。でも大切なコツがございます。
そういったお話も「結婚準備 はじめて相談会」でさせていただきますので、ぜひ、この機会に皆様「大進ブライダルサロン」にご来店くださいませ。

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この記事は2018年01月15日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。