冠婚葬祭-しきたりとマナー

最近増えてきた結納

この記事は2016年02月08日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

まず、結納とはどのようなものなのでしょうか?


結納品の展示写真結婚が決まった両家の縁組みの儀式です。昔は結納の際に、婚約成立のしるしとして新郎の家から新婦の家へ、小袖一かさねを贈っていました。
この小袖が、現在では結納金や品物に変わりました。
「結納」の語源は諸説あるのですが、両家が結婚成立を祝い、一堂に会して飲食するときのお酒や肴のことを「ゆいのもの」と呼んでいたことから「結納」と呼ばれるようになりました。



やはり、時代とともに結納は減ってきているのですか?


はい。昔のように、仲人を立て、仲人が新郎の家から結納の品を預かり、新婦のおうちにお届けする・・・という昔ながらの結納をする方はほとんどいらっしゃいませんが、ご両家だけでのご結納はとても多いですよ。
特に最近は若い二人、ご本人同志が大進に結納のことを相談しに来店される傾向があります。



そうなんですか。結納は親に任せている…という方が多いと思っていました…


やはりご両親に任せている…という方もいらっしゃいますが、ご本人が熱心に本やネットで結納のことを調べた後、わからなかったことや疑問に思ったことを大進に聞きに来るというかたも多いんですよ。
本やネットでは、わかりにくかったとも言われていました。やはり地元のお店で広島の結納の話を聞くと安心されるのだと思います。



感心ですね。


そうですね。先日、大進に来店されたお客様の話ですが、ご本人は「結納はしなくても良い」と思っていたらしいのですが、たまたまご友人が結納をされたらしく「やってよかった。したほうが良いよ」と勧められたらしいですよ。
お話を聞くと、まずお互いのご両親がとても喜ばれ、安心されたそうです。
ご結婚を2人の間だけで約束するというのと、両家のご両親の前で婚約する…というのでは、やはり気持ちが違われるのでしょうね。
また、結納をして祖父母(おじいちゃん、おばあちゃん)が喜んだという話もよく聞きますよ。



聞いていると結納はしたほうが良さそうですね?


先日、新婦側のお客様が「最近は、結納をしない方も多いと本でもネットでも書いてあるので、私達もしなくていいかね?と家族で話していたんだけど、お相手の方(新郎側)に、「大切なお嬢さんに来ていただくので是非結納をさせてください」と言っていただいたんです。
娘を大切に思ってくださっていることが伝わってきて、本当に嬉しかったです」と話してらっしゃいました。
ご結納は、相手を思いやる、誠意の形です。一生に一度、しかも後からでは出来ない儀式ですから、大切にしたいですね。
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この記事は2016年02月08日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。