一歳までのお祝いごと

一歳までのお祝いごと

赤ちゃんの成長と共に迎える、お七夜、お宮参り、お喰い初め、初節句など・・・
生まれてからの一年間はお祝いごとがいっぱい。ここでは赤ちゃんの健やかな成長を願う風習をご紹介します。
家族で楽しくイベントを制覇しましょう!!

一歳までのお祝いごとギフト例

妊娠5ヵ月

帯祝い

安定期に入った時期の、戌の日に行う行事。「岩田帯」という腹帯を巻き、出産の無事を祈ります。

出産

ご出産おめでとうございます。

出産

退院

退院の日程は一週間くらいが目安のようですが、産後の経過や産院などによって異なります。

生後7日目

お七夜(命名式)

赤ちゃんの名前を披露する命名式。ママが退院したら、我が家に新しい家族を迎えたことをみんなでお祝いしましょう。

お七夜(命名式)

命名式

お七夜は、赤ちゃんにとって初めてのお祝いで、出産日から数えて7日目にあたります。できればこの日までに名前を決め命名式を行います。命名式では、半紙やもしくは命名書に、赤ちゃんの名前、生年月日などを毛筆で書きます。床の間などの目立つ場所に飾ります。命名軸は神棚の下などへ飾っておきます。使用後はへその緒と一緒に大切にしまっておきます。

神社に着いたら、神殿の前で鈴を鳴らし、赤ちゃんのすこやかな成長を祈ります。なお、祝詞やお祓いを受ける場合は、社務所にその旨を告げ、「初穂料」または「玉串料」と表書きしたものをお渡しします。神社に申し込む際の初穂料はだいたい5,000円~10,000円を用意すればよいでしょう。

生後30日目

お宮参り

無事に出産できたことのお礼と健やかな成長の祈願をかねて神社へお参りしましょう。

お宮参り

氏子の一員として認められる、お宮参り

昔から、男の子は生後30日目、女の子は31日目に神社にお参りし、氏子の一員として認めてもらう、お宮参りというならわしがありました。しきたりとしては、父方または母方の祖母が赤ちゃんを抱き、母親がそれに付きそってお参りします。

とはいえ、現在ではしきたりにとらわれることなく、夫婦と赤ちゃんだけでお参りをしたり、日取りも30日前後の天候のよい日にお参りされるようです。赤ちゃんの祝い着は通常母方の実家から贈られます。

正式な参拝の方法(二礼二拍手一礼)

正式な参拝の方法(二礼二拍手一礼)

【出産内祝いのお届け】

産後1ヵ月から遅くとも2ヵ月以内に内祝いをお届けし、遅くいただいたお祝いに関しても、時間を空けずにお返ししましょう。

出産内祝いについてはこちら

生後100

お食い初め(お百日)

この日は一生食べ物に困らないようにとの願いをこめ、祝い膳を食べさせる真似をします。

お食い初め(お百日)

お食い初めは、生後百日前後に

お食い初めは「お箸初め」「箸祝い」「歯固め」ともいい「この子が一生食べるものに不自由しないように」と両親の願いを込めて行います。しきたりでは、祝い膳を用意し、この日に集まった人の中で最年長者が介添え役となって赤ちゃんに食べさせるマネをします。祝い膳は、赤飯と尾頭つきの焼き魚、汁の一汁三菜が基本で、それに紅白のもちを五個を盛った二の膳がついたりしました。たとえ一粒でも食膳にあがったものを赤ちゃんに食べさせるようにします。

離乳食用の食器でもよい祝い膳

お食い初めに用いる祝い膳には、漆器の膳に、漆器もしくは素焼きの食器といった本格的なものがありますが、ちょうどこの時期が離乳期にもあたりますので、離乳食用の食器で代用するのもよいでしょう。

初節句

赤ちゃんが生後初めて迎える節句を初節句といい、生後1カ月以内のときや母子の体調によっては翌年に行います。

初節句

女の子は3月3日の桃の節句を男の子は5月5日の端午(たんご)の節句を

女の子は3月3日の桃の節句、男の子は5月5日の端午の節句にお祝いをします。

このとき、雛人形や鯉のぼり、五月人形などは、里方から贈られるのがならわしですが、それにこだわることもなく、近親者が相談して重ならないように贈るとよいでしょう。七段飾りや三段飾りの雛人形、平飾り、ケース入りなど住宅事情も考慮するようにします。

お祝いの品には、のしをつけて紅白の水引きを蝶結びにしてかけます。 表書きは、雛人形の場合「初節句御祝」「祝初雛」とし、五月人形の場合には「初端午御祝」「御祝」などとします。

生後1

初誕生/ファーストバースデー

赤ちゃんが生まれて初めての誕生日を「初誕生(はつたんじょう)」といいます。無事に1年を過ごせたことと、赤ちゃんから子どもになる節目を家族みんなで祝う日です。

ファーストバースデー

初めての誕生日の祝いの儀式

誕生日を祝う習慣は西洋から伝わったもので、そもそも日本にはなかったといいます。ただ、生後1年の誕生日だけは、初誕生として古くから祝っていたようです。無事1年間を過ごせたことを祝い、その日は双方の祖父母や親戚、仲人、知人などを大勢招き、祝いの宴が開かれました。しかし、現在では家族だけか、近くに住む祖父母や兄弟を招く程度で、ごく内輪で祝うようになってきました。祝い膳も形式にとらわれず、洋風の献立にしたり、名前入りのバースデーケーキにろうそくを1本たてて祝うなど、西洋式にお祝いをすることが多いようです。また、一升餅を赤ちゃんに背負わせ健やかな成長を願います。

イベントいっぱい!赤ちゃんと楽しむ年中行事

1月

初正月

男の子は破魔弓、女の子は羽子板を飾るならわしがあります。初詣は暖かくして行き、健康祈願を!

初正月

2月

節分

豆をまき、恵方巻を丸かぶり。食べる真似をなせてあげたり、鬼のお面をかぶせて写真撮影も楽しい!

節分

3月

ひな祭り(3月3日)

おひな様を飾り、お寿司とはまぐりの吸物で祝うのが伝統。

ひな祭り(3月3日)

4月

花祭り(4月8日)

4月8日は花を飾り、甘茶で祝うお釈迦様の誕生日。甘茶風にちょっと甘くした麦茶をもって、お花見にGO!

花祭り(4月8日)

5月

こどもの日(5月5日)

こどもの日は、男の子にとって五月人形や鯉のぼり、柏餅で祝う端午の節句。女の子も菖蒲湯をどうぞ。

こどもの日(5月5日)

母の日(第2日曜日)

母の日は、パパに甘えて家事をお休みするもよし、家族でお出かけするもよし。母親になった喜びをかみしめて。

母の日(第2日曜日)

6月

父の日(第3日曜日)

父親になって一年生のパパに、感謝をこめてごちそうを!わが子と記念撮影もいいですね。

父の日(第3日曜日)

7月

七夕(7月7日)

短冊に願いごとを書いて笹に飾る風習は江戸時代から。折り紙で七夕飾りを作り、ベビーベッドに飾ってみましょう。

七夕(7月7日)

8月

お盆

先祖を供養する行事。赤ちゃんの顔見せも兼ねての規制や盆踊りを楽しみましょう。

お盆

9月

敬老の日(第3月曜日)

赤ちゃんの写真やビデオをおじいちゃん、おばあちゃんに贈ってみては?何よりの親孝行になるはずです。

敬老の日(第3月曜日)

10

ハロウィーン(10月31日)

もとはキリスト教の行事で、カボチャで作るランタンが有名。離乳食はつぶしたカボチャで決まり!?

ハロウィーン(10月31日)

11

文化の日(11月3日)

日本国憲法が公布された記念日。晴天になる確率の高い「晴れの特異日」でもあるため、家族でお出かけを!

文化の日(11月3日)

12

クリスマス(12月25日)

家じゅうを飾り付け、赤ちゃん用のサンタウェアを着せてあげてもかわいい!もちろん、可愛いプレゼントも用紙して。

クリスマス(12月24日)