結納

ご婚約おめでとうございます

結納は結納品を相手に贈ることで結婚の約束を公にし、確かなものとする儀式です。
縁あって出会い、多くの人々の祝福を受けて新しい人生へと出発する
そんなこれからの2人の生活を実り多く豊かにするためにはしっかりとした心構えと、
常に暖かく見守ってくれるご家族の理解と協力が必要です。

結納の日時・場所が決まりましたら、早速準備に取り掛かりましょう。結納の形式は地域ごとに異なりますが、大きく分けて「関東式」と「関西式」に分類されます。ここでは関西式について説明していきます。

関東式
男性側・女性側それぞれがほぼ同格の結納品を用意してお互いに贈るので、『結納を取り交わす』と表現。
男性側から女性側へ贈る結納金の半分の額をお返しする「半返し」の習慣がある。
関西式
男性側から女性側へ結納を贈るので、『結納を納める』と表現。
女性側はその場で「受書」を渡し、日を改めて(又は当日)もらった金額の1割程度の金額をお返しとして贈る事もある。

結納当日までに準備するもの

男性側

  • ■結納品

    ・結納飾り
    ・目録
    ・御帯料(結納金)(100~150万)
    ・松魚料(御肴料)(1~3万)
    ・家内喜多留料(御酒料)(1~3万)

  • ■毛せん

  • ■結納小道具

    ・大風呂敷
    ・ふくさ
    ・広蓋

  • ■結納儀式用扇子

  • ■家族書、親族書

  • ■お土産

    ・女性側のご家族へのお土産
    ・女性側のご先祖様へのお土産

結納当日までに準備するもの

女性側

  • ■受書

  • ■お返し結納

    ・結納飾り
    ・目録
    ・御袴料
    ・勝男料(御肴料)(男性と同額)
    ・多留料(御酒料)(男性と同額)

  • ■毛せん

  • ■結納小道具

    ・大風呂敷
    ・ふくさ
    ・広蓋

  • ■結納儀式用扇子

  • ■家族書、親族書

  • ■お土産

    ・男性側のご家族へのお土産
    ・男性側のご先祖様へのお土産

  • ■女性宅で行う場合

    ・祝い膳
    ・蓋付湯呑み
    ・食事の手配
    ・お茶受け(干菓子)
    ・桜湯又は、昆布湯
    ・結納掛軸

  • ■別会場で行う場合

    ・会場と食事の手配

【結納品】

【結納品】

【結納品】

結納品は儀式で贈る縁起物です。古来、現物の受け渡しでしたが、現在は水引細工が施された品のセットになっています。品目は割り切れないように奇数で用意します。

基本は、熨斗(鶴)、寿栄廣(亀)、御帯(結納金)(松)、家内喜多留(御酒料)(竹)、松魚(御肴料)(梅)の5品ですが、最近ではほとんどの場合に婚約指輪(結美和)を結納の儀式で用意しているので、それにもう一品(高砂人形か友白髪)を加えた7品にします。9品の場合はさらに寿留女、子生婦を加えます。

目録にはこの5点(7点又は9点)の結納飾りの品目を記載します。(目録は品目の数に含みません)

結納準備 チェックポイント!

  • 結納セットの大きさを選ぶポイントは?

    女性の家に床の間はあるかなど、住宅事情に合わせて選ぶとよいでしょう。
    「簡単でいいですよ」と言われても、日本人の性格から考えて「立派なものをください」と言われる事はありません。
    ただし大きければ良いという事でもなく、マンションであればコンパクトなものを、
    床の間や和室があるお宅にはボリュームがあるものを選ぶと失敗がないと思います。

  • 結納金はどれくらい包めばよいでしょうか?

    最近の相場は100~150万円です。
    末広がりの【八】にちなんで80万を包む方もいます。
    そして結納金とは別に「御酒料」「御肴料」として、それぞれ1~3万円を包みます。

【受書】

結納を受け取った側が「確かに受け取りました」というしるし。
結納品の内容を記載して、贈り手側へお渡しする受領書のようなものです。
結納の儀式の時に必要ですので、前もって準備しておきましょう。

  • 【受書】
  • 【受書】

【お返し結納】

いただいた結納に対してのお礼の意味を込めて、現金や記念品をお返しする儀式です。
御袴(松)、多留(御酒料)(竹)、勝男(御肴料)(梅)、熨斗(鶴)、寿栄廣(亀)の5品と、品目を記載した目録を用意します。
お返し結納は、結納品と同等かそれよりも控えめな品を選ぶようにしましょう。

【お返し結納】

本来は日を改めて行っていましたが、現在では結納当日にお返しするケースが増えています。

包む金額は地域によって異なりますが、御袴料として結納金の1割程度をお返しします。また酒肴料として、男性側からいただいた同額(1~3万円程度)を包みます。

【家族書・親族書】

家族書や親族書は、両家がこれから姻戚関係を結ぶにあたって、双方の家族や親族を列記し、紹介し合うものです。
市販の奉書紙に毛筆で書くのが正式ですが、白無地の便箋にペン書きでもかまいません。
家族書には本人と同居している家族を、親族書には親戚(既婚の兄弟姉妹は同居でなければ親族書に)を書きます。

家族書は本人の同居人を書きます。家族書は本人の同居人を書きます。

親族書は、本人の親戚を書きます。(既婚の兄弟姉妹は同居でなければ親族書に)親族書は本人の親戚を書きます。
(既婚の兄弟姉妹は同居でなければ親族書に)

結納の豆知識

~おじ・おばの漢字は?~

本人の父母より年上の場合は「伯父」「伯母」、年下の場合は「叔父」「叔母」の漢字を使います。

【お土産】

婚家先の家族(御先祖、御両親、御兄弟(姉妹)など)へ、「これからよろしくお願いします」の気持ちをこめて、お土産を持参します。
ご先祖様にはお線香を、ご家族にはその方に合った品物を贈ります。最近は、好きなものを選んでいただけるカタログギフトにされる方も多いです。
お土産品には、写真のようにのし紙をかけます。

【お土産】

【お土産】

【結納当日の服装】

両家の服装のバランスを揃える為、事前に相談しておきましょう。

  • ふたりは

    女性:和装か洋装。

    男性:濃紺かグレーのダークスーツ。

  • 親は

    母親:和装の場合は訪問着か付け下げ、
    洋装なら黒以外のスーツかワンピース。

    父親:一般的には略礼服に白シャツ
    白ネクタイ。

  • これはNG

    清潔感がない、肌の露出が多いなど、「礼儀を欠く」服装や派手なネイル、メイク、髪色にも注意しましょう。

結納準備 チェックポイント!

  • 両家のしきたりを確認しましょう。

    関西と関東でしきたりが異なるなど、地域によって大幅に異なります。
    事前に両家のしきたりを確認し、よく話し合って決めましょう。

  • 仲人を立てるかどうかを決めましょう。

    仲人を立てる場合は、進行を仲人が行います。その場合「御礼」として結納金の1~2割を目安に現金を包み、
    結納の当日お土産とお車代と一緒に渡すのが礼儀です。

  • 結納日にかかる費用は?

    基本的には女性側が負担します。
    一堂に介した時の料理代やホテルを利用したときの会場費などがこれにあたります。
    また日を改めて、お返し結納をする場合は、その時の費用を男性側が負担します。

  • 家族全員が出席するのでしょうか?

    一般的には、本人と両家の親が出席します。
    もし、祖父母や兄弟姉妹が出席する場合は、事前に相手側に知らせておきましょう。両家で人数を揃える必要はありません。

  • 一度使った結納品は使ったらダメ?

    いけません。
    たまにご両親から、娘の結納の時に貰った結納品を、息子の時に使っても良いかとの相談がございますが、
    これはお相手に大変失礼となります。必ず新しい結納飾りを贈りましょう。